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Kaori Fukushima Solo Exhibition「骨盤のゆりかご」
作家は陶を用い主に女性像を制作している。
生命を内包する「女性」から「うつわ」を想起した作家の生み出すその造形は、生死を宿す虚と実をたっぷりとした肉と脂肪によって包む肉塊の如きである。
その顔に穿たれた瞳や口腔は深部の闇に繋がっているが、その表情は空虚なようでいてどこか満たされている。巨大に膨れ上がるその人体の中には無限の宇宙が宿る。そして観る者はそこにあるであろう幻の骨盤のゆりかごに揺られ、遥かなる胎児の夢を見る。 <DMより抜粋>























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