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<展示概要>
作家は陶を素材に人体を制作し、うつわを人体の似姿と捉えている。人体の内部にはぎっしりと臓器が詰まっているが、私たちがまず確認するのは、人体の表層、即ち皮膚やその形である。うつわもまた同様に、そのものの表面のフォ ルムや質感によって評価されるだろう。一方、人間はその生が始まる段階においては母親の胎内で育ち、生を終えた段階においては自らの身体が骨壷に納められて土に還されるように、一生は常にうつわに包摂されているといっても良いだろう。本展では、うつわ=人体の表層性に着目し、内側の不可視性がもたらす想像力を形にする。
Solo Exhibition「Boundary layer」
2010.11.01-2010.11.13
Art Lab Tokyo





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